ゼミと部活は両立できるのか
こんにちは、ゼミ生の北田です。今回は「ゼミと部活は両立できるのか」というテーマでブログを書かせていただきたいと思います。この問題は、ゼミと部活だけでなくサークルやインターンなどにも当てはまることですが、何かを掛け持ちしなければならに時に誰もが必ず通る道です。もしこの記事を読んでいる人がそのような状況にあるのなら、これから書くことを一つの意見として頭の隅に置いておいてもらえたらなあと思います。
ゼミに入るまで私の生活は部活一色でした。入学したての右も左もわからない状態で勢いに任せて合唱の世界に飛び込み、100人近い部員と週の半分は顔を合わせる生活を続けていたので、部活が生活の中心になるのにそれほど時間はかかりませんでした。ですが二回生の終わりころにはそんな生活にも慣れ、何か別のことに取り組んでみたいという気持ちが強くなってきました。
良くも悪くも「思い立ったが吉日」な性格を発揮し保田ゼミだけでなく別の学生団体にも入ってしまった私は、三回生に上がると途端に忙しくて首の回らない状況に陥りました。これは完全に予想できたことなのですが、ご存知海の家プロジェクトをはじめとするゼミのハードスケジュールに加えて三回生になったことで回ってきた部活の運営、そして学生団体の立ち上げなどがまったく同時期に訪れたのです。
ここで要領のいい人はうまく立ち回ることができるのでしょうが、私はそうではありませんでした。しばらくの間は本当に休む暇もなかったのを覚えています。そして、ここまできてやっと今回のテーマである「ゼミと部活は両立できるのか」という問題が目の前に立ちはだかっていることに気付いたのです。
以下は完全に私個人の会見になるので、「何を今更」と感じる方もいるかもしれません。ですがこれから述べることは、個人的にゼミを通して得られた非常に大きな学びだと思っています。
この問題に自分なりの結論を出すまでにはかなり時間がかかりました。結論から言うと、「ゼミと部活の両立は可能」です。ただし、次にあげる二点が重要になります。
まずここでの「両立」は「どちらの活動にも一定以上のエネルギーを注げている状態」と定義します。つまりどちらも中途半端やどちらか一方だけやる気がないという状態はこれに当てはまりませんが、必ずしも両方完璧にしなければならないとはとらえません。
そして自分のキャパシティを正しく把握することです。
この「キャパシティを把握する」ということの重要性を学べたのは、本当に大きな成果だったと思います。自分はもっとできるはずという思い込みは実現不可能なスケジュールを立てさせ、全体的なパフォーマンスの低下や悪い場合体調悪化を招きます。わたしはこのことをだいぶ後になってから気づきました。
これは本当に一個人の意見ですが、ゼミとその他の活動を両立するためには「自分の正しいキャパシティの把握」を行い、そして活動を取捨選択して「両方完璧に行おうとしない」ことが重要なのではないかという結論に至りました。
この記事が少しでも誰かの役に立てばと思います。