皆大好き保田先生
こんにちは。先週から風邪をひいてます金本です。
人から心配されると、人のやさしさをすごく感じますよね。風邪も悪くないなって思ってしまいます(笑)
やさしくされると人の良いところが目に付きやすくなるもの。
今日は、人のやさしさに敏感な風邪のうちに、保田先生の良いところを書きたいと思います。
僕が思う保田先生の良いところその①:意見を否定しない
世の中には否定から入る人がたくさんいます。人の意見に必ず否定するヤツです。
皆でアイデアを良い形にしていく議論の場においては、否定は必ずしも悪いものではありません。
しかし日常の会話においては、多くの場合、否定は人を不快にさせてしまいます。自分の自尊心を守るために相手を倒しちゃうんですね。
保田先生は意識してかせずしてか、ほとんど他人の意見を否定しません。むしろ良いところを褒めてくれます。
「口火を切ってくれてありがとう」「良い質問だね」「とても良い発表でした」
ゼミでは様々な褒め言葉が先生の口から出ます。
思い切って発言した人は発言してよかったと思えますし、何より嬉しくなります。次はもっと良い意見を言ってやろう!という気になります。
相手をほめる。相手にしゃべらせる。相手へ関心を寄せる。
以前課題図書で読んだ「人を動かす」に書いてあったことをよく実践されているなーと思います。
僕はついうっかり「でも、」と話し始めるクセがあります。
先生を見習い、ポジティブな受け答えができるようになりたいです。
僕が思う保田先生の良いところその②:オンとオフのメリハリが強い
先生は「学ぶときは全力で学んで、遊ぶときは全力で遊べ」と学生に言っています。
そして実際、そのことを先生自身が体現してくれます(笑)
ゼミではとことん学生に学ばさせますし、飲み会ではおもしろおかしく楽しみます。
そんな先生を見ていると、大人なのに楽しそうなんですね。大人楽しいぞと言わんばかりの楽しみっぷりです。
しかし、翌日にはもう仕事モード。オンとオフの切り替えがとても速いんです。そのスイッチ強力すぎやしませんか(笑)
もう憧れですよね。先生みたいな生き方がしたいと、今は本気で思っています。
大学を卒業して働き出したときまで、忘れてはならない気持ちだと思います。
今日はこんなところにしておきます。
季節の変わり目で風邪を引きやすい時期ですので、体調管理にお気をつけて。
金本
繁盛店虎の巻。
保田ゼミで一番、保田先生を尊敬している小松です。
どれぐらい尊敬しているかというと、ゼミの課題図書でブログを書くぐらい。
僕がお気に入りの散髪屋の話。
大阪府でも田舎である茨木市の、その中心からかなり離れた床屋です。
西岡さんという理髪師が奥様と二人で経営しています。
この西岡さんを一言でいうと、くせの強いおじさん。
アメリカンテイストの外装といい、ハワイアンな雑貨を壁一面においてる内装といい、くせがにじみ出ています。
なんせ床屋やってるのに、ロン毛。なんでやねん。灯台下暗し?
まあ、そんな人の流れから離れた床屋であるにもかかわらず、そこそこ儲かってるそうです。
そんな西岡さんに散髪をしてもらった後、お客さんが来ないのでお話ししていたときのこと。
なにかの話の続きで、西岡さんは僕に言いました。
「カフェに入って席に着いた時、どこ見てる?」
僕はよくわからなかったので、
「外ですかねー。」
続けざまに西岡さんは
「そやねん。最近、カフェのカウンターが外に向いてて、全面ガラス張りのとこってあるやん。」
「はい。」
「あれってやっぱり飽きへんねんな。外を歩く人ってずっと変化するから見てられる。」
たしかに、と思いました。何を見てるわけではないけど、ぼーっとできるなーと。
「売れてる店に入ると、なんで売れてるかを考えてみたりするんやけど、その一つに目線の逃げ場があるってのもあると思うねんなー。
二人で飯屋行って、会話もなくなってきたら、変な感じなるやん?
顔を見つめるのもおかしいし、隣の客を見るのも失礼やし、天井見てたら頭おかしいやん。
例えばカフェは外が見れたり、居酒屋にテレビがついてたり、バーにキャンドルがあるのはそれやと思うねん。」
先ほども書いた通り、この店はハワイアンな内装で、ハワイで買い付けられた雑貨が所狭しと並んでいて、散髪している間も飽きません。
「ビッグボーイの人形しぶ」
「まだあの意味わからん女の子飾ってるやん」
「ビリージーンのジャケット懐かしいなー」
「新作の女の子おるやん」
などなど。
ところで課題図書は『ビジネスマンのための「行動観察」入門』。
この本では、行動観察のプロフェッショナルである著者が、消費者の行動を観察し、分析し、解決策を提示することで、ある店舗や商品の価値をあげるようにコンサルティングを行った事例を語っています。
消費者の行動を観察することで、消費者が抱えている潜在的なニーズを明らかにする、こんなかんじ。
事例では、主婦の生活を観察してニーズを見つけ出したり、イベント会場の入場者を観察して運営をスムーズにしたり、優れたビジネスマンを観察してそのエッセンスを明らかにしたり。。。
この行動観察という技法。
西岡さんとの話にある通り、現場に立つ経営者にとってはかなり身近な問題で、優れたビジネスマンは自然と行っていることなのかもしれません。
繁盛店を作るためにはそんなことまで考えないといけないみたいです。
それを実体験に基づいてわかりやすく紹介しているのがこの本。
次回、12/6(火)15:00~17:00のゼミではこの課題図書についてゼミ生が議論します。
見学者歓迎の保田ゼミですので、興味を持った方は六甲台キャンパスI224にどうぞ。。。
本当の自分の強みとは
こんにちは。ゼミ生のだいきです。今回は僕がブログを担当させてもらいました!
2回生の皆さんはゼミ選びが終わった方もいれば、まだの人もいますよね。
どこのゼミにいこうと、その場所で一所懸命やるのが一番だと思います。あんまり偉そうに言えませんが(笑)
今回は、「自分の強み」のことについて少しお話させていただきます。
他人から見た自分と、自分から見た自分って全然違ってたりするんですよね。
僕自身、大学に入ってからフリーペーパーを作ったり、アウトドアサークルを立ち上げたり、ゴルフ部のキャプテンをしたり、色々なことをしてきたんですね。
このことから、自分は「行動力がある!」、「好奇心旺盛!」というのが強みだと思っていました。
しかし、ある日先輩に「行動力とか、好奇心とか就活で全員そんな話してるよ。」って言われました。なんかとてもショックを受けました(笑)
自分が自分でなくなってしまうような感覚。
じゃあいったい、僕の本当の強みってなんだろうって先輩と話したんですよね。
見つかったのが、「人によく好かれる」ってことだったんです。
僕、実は人生で人に嫌われたことがないんですよね(笑)
でも、自分で「人に好かれる」っていう奴、普通嫌われますよね(笑)
初対面の人でも、ありのままの自分で飾らないでいることが出来るんです。分からないことは分からないって言えます。良い意味でプライドが無いこと。
これが僕の「人に好かれる」理由って話し合いました。
「人に好かれる」といったいどうなるのか?
皆が僕のやりたいこと、成し遂げたいことに協力してくれるんですよね。
「だいきについていこう!」って言ってくれるんです。
先ほども少しお話した通り、サークルの立ち上げの時であったり、ゴルフ部のキャプテンになったとき、本当にたくさんの方の協力で成し遂げることができました。
ここまでをまとめると、僕の本当の強みは「行動力」ではなかったんですよね。
根っこの部分、本質的には、僕の「人柄、性格」が「行動力」を作ってたんです。
長くなりましたが、2回生の皆さんも色々な方とお話をして、「本当の自分の強み」を探してみてください!
今まで出会えなかった自分に出会えるかもしれません。
ゼミ活動の始まり方
こんにちは、浪速のゴキブリことヤブです(保田ゼミHP参照)。ゼミに見学者が来るたび、ホワイトボードの名前欄の僕の所には「ゴキブリ」って書かれてます。松井許すまじ。
今日はゼミの始まり方について自分の経験をもとに書いて行きます。
二回生はゼミオリエンテーションや座談会に参加したり、先輩の話を聞いたり、同期の友達に「お前もうゼミ決めたん?」なんて相談したり。そんなこんなでサポート生は希望のゼミを出して、一般の学生はもう応募するゼミの目星はつけた、そんな時期ではないでしょうか?今更「保田ゼミの魅力!」とか「ゼミ選びにおける大事な判断軸」なんてタイトルのブログを書いても時期遅れもいいとこ。ですので、あまり話題に上がることのない、「ゼミの始まり方」、少しでもイメージを持ってもらえたらなと思います。
①ゼミのメンバー確定、初めての顔合わせ
11月末あたりになると全てのゼミ募集が終わり、各々のゼミが一度顔合わせを行います。初めての顔合わせ、おそらく緊張する人も少なくないでしょう。
ただこの時の筆者のヤブの心境は「眠」の一文字でした。
というのも、前日の夜(20:00)から顔合わせのギリギリ(11:30)まで麻雀しており、正直しんどすぎて全然記憶が残ってないです。。
→やり直したい失敗第一弾
幸いにもこの日は特に大きなイベントはありませんでした。保田ゼミは以下のような内容で終わりました。
・簡単な自己紹介
・なんでこのゼミを希望したか
・先生からの授業オリエンテーション
・(冬休みの課題の発表)
こんな感じで眠たいながら無事に終わりました。ちなみに冬休みの課題は保田ゼミが特殊だっただけで、他のゼミでは出てないとこが多かったみたいです。
②顔合わせから初回の授業まで
顔合わせの後、二年後期の間は基本的にゼミ活動はありません。顔合わせの次の会う機会は来年度の授業、というゼミも多かったようです。保田ゼミでは冬休み課題の提出を兼ねたゼミ飲み会が1度ありました。
(なおヤブはこの飲み会に参加していないので、初めてのゼミ、初めてのメンツでの飲み会の雰囲気はお伝えすることができません。申し訳ないです。。)
→やり直したい失敗第二弾
③授業開始!!最初は何するの??
先生:「じゃあアイスブレイクがてら、みんな春休みの経験をシェアしてくれるかな?」
これが最初の授業の最初のトピックでした。
雨夜「僕は先日先生がアップしていた東京の講演会に参加してきて・・・」
小松「アメリカ横断してきて・・・ニューヨークでは・・・」
松井「皆さんご存知かもしれませんが、春休みは東京でインターンをしてきて・・・」
あ僕の春休みは彼女に振られてひたすらやけ酒してただけなんですから。。必死に頭を振り絞って何か話せるようなことないかと考えましたが、、何もないorz
半ばヤケクソで
「僕はこの春休みに4年付き合ってた彼女に振られてひたすら酒に逃げてました。学んだことは、無茶な飲み方してたらこの歳でも肝臓を悪くるすることです!!」って言ったら、
一同「はははっ(^^;;)」
って感じでした、恥ずかしい限りです。
→やり直したい失敗第三弾
まとめ
脱線が過ぎましたね。端的にまとめると3年前期までは下記のようなスケジュール感で動きます。
⑴最初の顔合わせ(12月中)
-簡単な自己紹介と授業のオリエンテーション。
⑵顔合わせから初回の授業まで(残りの2年後期)
-ゼミによっては集まりや課題がある。何もないところも多い。
⑶初回の授業(3年前期〜)
-ここから本格的にゼミ活動開始。
経営学部の後輩たちが失敗せずゼミ活動のスタートを切れるよう願ってます!
今週の課題図書~アントレプレナーの教科書~
こんにちは、ゼミ生の北田です。今回はゼミで取り扱っている課題図書についてブログを書くことになりました。
さて、まずはこの「課題図書」を読むことの意義についてご説明したいと思います。このブログを読んでくれているみなさんはおそらく私たち保田ゼミ1期生が夏の1か月間海で餃子を販売していたことをご存知だと思います。この餃子プロジェクト、実は学術的知識がほぼないまま(とはいえ授業で習った知識などは多少ありましたが)、行っていました(笑)。というのも保田先生が提案された方針が「まずは実際にビジネスとはどんなものなのかを体感し、そこで疑問に思ったことを座学で理論立てて学んでいく」というものだったため、「とりあえず自力でやってみよう!」という形で海の家プロジェクトに取り組む形になったわけです。このプロジェクトの顛末が気になる方はこれまでのブログをのぞいてみてください。
というわけでプロジェクトが終わった今、怒涛の1か月で学んだことや疑問に思ったことを理論的アプローチで学ぶためにこの「課題図書」というのを週に1冊ほど読んでいるのです。ちなみにゼミでは課題図書を読んだ後に、本から学んだ内容を海の家プロジェクトに照らし合わせてまとめる「読書ノート」というものを各自制作することになっています。今回はその読書ノートとしての役割も兼ねて、このブログを書いていきたいと思います。
今週の課題図書は、スティーブン・G・ブランクによる「アントレプレナーの教科書」です!ちなみに保田先生は毎回本を購入することをお勧めしているのですが、今回は近場の書店に在庫がなかったためkindle版の購入になりました。初kindleだったのでどんなものかと思いながら読んでいましたが、やはり本は紙媒体の方がいいですね。読んでるって感じがします。
今回は第4章まで読んできなさいということだったのですが、内容を大まかに説明すると、「既存の製品開発モデルのスタートアップ手法に著者が待ったをかけ、顧客開発モデルの重要さを説いていく」といった感じです。実例なども多く乗っており手に取りやすい内容だと思うので、気になった方は是非読んでみてください。
さて、内容の説明はネタバレになるので避けるとして、この本の内容を海の家プロジェクトに照らし合わせた際に私が最も共感したのが、「どんなスタートアップもまずは自分たちの製品がどんな課題を解決するのか、またその課題の解決を顧客は望んでいるのかを理解しないと始まらない」という一文でした。
これは今だからわかるのですが、当時プロジェクトを始めたばかりの私たちはいつのまにか「顧客の課題解決」よりも「自分たちが取り扱いやすい商材」を選ぶことに重心を置いてしまい、商材から顧客を想定するような形に陥ってしまっていたと私は思います。何をするか決まらないまま話し合いが煮詰まっていたせいもあると思うのですが、私たちのその時の状態はまさにこの著者の言っているような「製品中心」の考え方に偏っていて、「顧客の抱えている課題を解決する」というビジネスの本来の目的を忘れてしまっていたと強く感じさせられました。この本の内容は主にベンチャー企業などを立ち上げる人向けで海の家といった特殊な状況を想定したものではありませんでしたが、このビジネスの根本については非常に共感できました。
長くなるのでこのあたりで終わりにしようと思います。保田ゼミはもちろん実際のビジネスを通して経営を学べる!という点が魅力的なゼミですが、このように学術的アプローチもしっかり行っています。このブログが少しでもゼミ選びに迷っている方の参考になれば幸いです。
ひかるです!!!
おつかれさまです!
ブログを書く機会をいただいたので、この記事では、二回生の時のゼミ選びの心境について書こうと思います!
まず簡単な自己紹介しまっす。
出身は大砂漠の鳥取です。 小中学校は、ずっとバスケをやってて、それなりに上下関係の厳しさや、周りとの協調性を学びながら、週7で練習してました。
寝るときもバスケットボール抱えて寝てました。
今思えば素敵な変態です。
あの頃は遠征で関西飛び回って試合しまくってて大変やったなぁ、、、
当時は広島県が一番都会やと思ってました。過疎地育ちの弊害です。
さて、そんなこんなで神戸大学に入り、二回生の時にこの保田ゼミを選んだわけですが、大きな理由は、当時外国書講読っていう講義で保田先生が授業されてて、ほとんどの授業を寝るか、蹴るかの僕にとってまあ痛烈だったわけですそのとき。
結局そのまま、この人ゼミもつんや、ラッキーってな感じで応募しました。
こんな感じで、たぶんほかのゼミ生とは違って、ぼくに志望動機は薄いので偉そうなことはあまり言えませんが、ゼミを選ぶとき、その教授と会って話してみるのが一番やと思います。
たぶんぼんやりとしか自分の学びたいことって浮かばないと思います。それか経営学部に入ったけど特に好きなテーマはないって人もいるんじゃないんかな?
そんなひとはぜひ教授と話してゼミを選んでみたほうがええと思います!
あと、つい昨日、ぼくはdance crew jetter というサークルを引退しました。
ダンスって、いうたら時間の無駄遣いです。
大学の講義みたいに知識を得られるわけでも、アルバイトみたいに働いた分だけお金がもらえるわけでもないことです。
何回も同じ振りを練習して、同じ技を何年、何百回も練習して、飲み会で死ぬほど飲んで死ぬほど吐いて、たくさん泣いて笑って、、、
だけど、このはたから見たこの時間の無駄遣いは、大学で講義受けてても、バイトしてても得られないことをぼくに学ばせてくれました。
ゼミも少しだけ似てるとおもいます。
なのでどのゼミでも全力で取り組んでみると、大学人生の景色が変わるかもしれないですね!
ぼくは全然それができてなくて、ゼミ遅刻してこのブログ書いてるんですけどね!
昨日のショーの動画です!
よかったら見てみてください
喫煙車
「IT、特にICTといわれる分野は、これからもっと発展していく。
でも、コミュニケーションを構築するには理系的な能力だけでなく、
文系的な能力が必要になる。」
私は、ベンチャーとかITといったことにまったく興味がなかったです。
ベンチャーは言葉の意味すらほとんど知らなかったし、ITは眼鏡をかけたひとのものだと思っていました。
ITなんてリアリティのないものは人間的でないとさえ思っていました。
でも、徳島県でのスタートアップキャンプとあわえのインターン合宿を通して、考え方が変わりました。
スタートアップキャンプではITベンチャー企業の起業家の方々が、テクノロジーを使って自分の世界を作り、表現し、発信していました。それも世界に向けて。
あわえでは、とても人間的な人たちがベンチャー企業でいきいきと働き、夢を語っていました。
最初の言葉はあわえの副社長である斎藤秀明さんが、あわえの合宿場からJR徳島駅へ向かう帰りの、たばこの煙が充満する車中で、後部座席に座る僕たちとルームミラー越しに目を合わせながら言ってくださった言葉です。
私は飲食業に興味があります。それはいまでも変わりません。
飲食業、特に日本の外食体験はもっと面白くなっていいはずだと考えています。
でも、飲食業には、ほとんどといってよいほど、ITが進出していません。
飲食店を開くより、飲食業にITを取り入れたほうが、外食体験を根本から変えられるのではないかと考えるようになりました。
文系の私が作り、表現し、発信した人間的なITを。
それも世界に向けて。